2005/1/7発売号

死闘五回戦はオーラス津神さんの大捲り。菊多がよっちんのあまりのへたれっぷりに継続を放棄、アガリ止めの如何を問わずにここで終了です。公約どおり後ろで見ていた連中の一人をぶっ殺せとの命令に従おうとするよっちんを中釜さんが押し止め、無理やり津神に詫びを入れさせようとします。

じゃあ…何のための勝負だったんですか…

とブラよろの主人公のごとき口ごたえをするよっちん
よっちんにとっては自らの存在を賭けて津神との再戦に勝利するための戦い(場代二千万)だったのでしょうが、自分ならともかく他人というか配下の命を勝手に賭けられ、あげくに暴牌の連発で場を壊された中釜さんにとってはたまったもんじゃありません。

俺は…完敗したんだ…

卓上に荷物を置くのは麻雀打ちにあるまじき行為ですが、卓上に顔面を擦り付けるのはどうなんでしょう。身の置き所のないよっちん

この坊や このまま終わらせるのは惜しい…
俺も伊藤ちゃんと卓を囲んでみたいからなあ 塀の向こうに行かれたら困っちゃうんスけど

殺される側の心配は誰もしていないのが萌えですが、思い切り理不尽な要求を出した津神さんもあきらめることにし、よっちんはノーペナで放免となりました。

皆さんお帰りの卓で、瞬に渋谷制覇を止められた時のように泣きじゃくるよっちん。惨めで情けない自己嫌悪地獄でのたうちまわっています。負け分を払えない以上津神さんとの対戦は当面不可、麻雀道は越えられない二枚の壁に阻まれ、救いの手はどこにもなく、目標も見失ったよっちん。上っているのか落ちているのかといえば間違いなく落ちています。問題はまだ下があるのかということです。

そして4ページにわたるページ稼ぎ背景描写に続き、瞬が降り立ったのは。

兄ィちゃん 網代でデッケェ場が立ってるらしいぜ
網代…ですか

網代といえば思い出すのが網代本手。四十八手の中でもっともノーマルな体位です。
ここでまた新しい打ち手に出会うのか、それとも懐かしい顔に再会するのか。