今週の近代麻雀

今週も『覇王』は掲載なし。行く末は兎か凱風か。

  • 巻頭カラーグラビア

エル・インコが河童と麻雀を打っています。シュールにもほどがあります。なにか危ないクスリの匂いすらします。
あとスルーしてましたが瑠美にゃ亜樹にゃの二階堂姉妹の初心者向け麻雀教室も普通に連載中です。

  • 兎−野生の闘牌−

何の説明もなしに数ヶ月休載ののち、やっぱり何の説明もなしに再開です。
兎・東雲・ロドリゲスの直対に割り込む4人目は、ZOOの会合でも噂になっていた王子・安里秀仁。
その強烈な弱運で当たり牌を続々と集中させ、はからずも勝負の中心になっていきます。
天和や親三倍満が連発される超荒れ場の中、王子の和了りはあるのでしょうか。

  • 花引き

竹之丞が探す相手・昭和礼次郎の登場です。
どうやらこっちも竹之丞の連れ・実はロシアマフィア肝煎りのアイドル歌手エペを探す身らしく、出会いは結構早そうな気配。
鬼引きと異名を取るが本業は殺人のような礼次郎さン、竹之丞同様残り百点まで追い込ませておいての特大手で点棒と一緒に栄ちゃンの命を奪っていきました。それって流行り?それとも竹之丞が礼次郎の技を真似しているのかしら。

  • 雀愉

金子さん一週で終わり、今回は二階堂姉妹です。胸の大きさは実物に沿ってますか?うーん見えない。

実は毎号連載であることが判明。
せっかく提出した退会届、唐突に心変わりして取り返そうとする波溜プロですが、JMPの顔役我鷹プロによってA→D2リーグへの陥落処分というペナルティです。まあ当然ですな。私は稲瀬プロの選手合意によるAリーグ復帰(爆牌党)も納得してないクチなので、この処分を全面的に支持します!
それはさておき、今回の講座はぐっとレベルが上がって押し引きの判断基準。
『先手・良形・高得点のうち2つ以上揃ったら押し』ピンフのみでも三面チャンで先手が取れたら押し、純チャン三色でもペンチャンで後手を引いたら引きというわかりやすい基準です。
ありえないほど愚直に守って得点を稼ぐミーコ、独自の風向き理論で濁流の中何とか1ポイント浮く波溜。
D2リーグは早めに突破できそう?

  • 打天使

豪田さんリャンメン拒否して二筒かぶるというウルトラ大失態で死亡寸前、蛇女は氷の女復活を受けて冬眠に入り、もはや場は水無月姉弟の独擅場気配。それでも無理やりリーチを放つ豪田さんからヘルレイザーのお株を奪うラス牌二筒直撃、發ドラドラ70符で満貫をせしめます。これで豪田さんは死亡確認、あとは蛇女をなんとかすれば夫&兄の敵と250億は目の前です。

水原祐太編最終回。
予測どおりばっちり振り込んだ祐太、そして仕上がった傀です。
もはや金は流れ出る一方の祐太、それでも傀に一歩また一歩と食い込み、ついに名前を聞かれるところまで。
ちなみに傀が名前を呼ぶ相手はカモ確定しているという説が(例:『御無礼ロンです、雅さんラスです』)
傀の力を肌で知ってますます裏にのめりこみ、安永さんからの表復帰の誘いも断る祐太。
最終決戦の役者にはちょっと地獄不足な感じですが、とりあえず将来に希望ありというところか。

  • かほりさん

裏ドラ坊やがついにかほりと遭遇。裏ドラが八千万枚。
勝手に覚悟されても相手は迷惑なんだがなあ。

  • 凌ぎの哲

まぶたを縫い付けた変態巨体じいさんの名は、ブー大九郎
阿佐田哲也の『牌の魔術師』にも名前が出てきます。原作は読んでませんが、絶対こんな変態じゃないはずです。
大九郎の名を聞いて勃起し卓に押しかける李、ドサ健に三井と合わせ4人の異常者に囲まれて哲ちゃんの神経は風前の灯火・・・と思いきや、案外のんきなことを気にしています。これだけ異常体験が集中すると慣れちゃうんでしょうか。

  • スズメ

今回はスズメちゃんの悲しい幼児体験と麻雀修行のお話。
そんな話を聞いてもラスカルは強くなりません。そりゃそうだな。

今回は頭髪蝶結びのおっちゃんと笑いをこらえての対決。注意してやれよ。
それはさておき、晶を追う竜司兄さんと夏美を追う政やんが出会い、何かが始まる予感?

バクチの極意?を語る花沢さんに荒さんが何やら青い説教をします。
苦手意識を付けようと懸命の花沢さんを見下し始めるタッキー、荒さんの期待?に応えられますか。