今月のゴールド(8月号)

エルトゥール号ではなく、エルトゥール号です。誰に言うともなく。

巻頭では例の第八回最強戦決勝東二局二本場、みっちょんがゴジにインパチを打った局に対して雀鬼が特別寄稿しています。最後の三索打ちは当然、序盤の六萬切りも無問題、しかし六索のリャンメンチーが早すぎたと。

そんなわけで今月は哭き特集。メンゼンを面前と書くのにはいまだ違和感が消えません。

  • 牌の音

サイコロの壊れた卓で打たせるから怒ったんじゃないかということで取材はお休み。
そしてなぜかイグナショフとの再戦を控えた新日の中邑真輔にアドバイスする雀鬼。なんでもありです。
来月から雀鬼会はファンキー会だそうです。中邑命知らず。

  • 真剣-hisatoの青春-

故郷の(新宿に比べたらやや)低いレートでしんどく戦うヒサト。ぜいたくですな。
哭きの極意を解説しつつ勝ちまくるヒサトにメンバーが頼みごとです。やっぱり麻雀のコトだよな。

  • 天と地

先月の伝説の強者・敏さんにとどめを刺したという若い衆、ボンの登場です。
麻雀しながら野球賭博にも精を出す天才児は、天才ゆえに才気を使い果たして消えていきました。
やっぱり鉄火場で生き残るには体力と鈍感さもいると。

  • いがらし学級

何か大切なものを置き忘れたままに電波少年風麻雀合宿に突入するいがめぐ。
ハイテイ和了の確率はどのくらいでしたっけ。

  • 雀豪列伝

江夏豊の巻。投手としての凄さばかりが伝わってくる、麻雀漫画としては何か間違っている気がするお話。

  • 30年間無勝の男

秋にゃついに負け犬の本領を発揮、6戦ノートップで一人負け。
負け犬は格下に弱い(仮説)。

  • 最強の系譜

3年続けてプロが勝てずついに否定宣言まで出された最強戦をついに制したプロ、飯田正人の巻。
2年前の敗戦以来静かに悩み続けた苦悩を表に出さず、『たまたま』と『いつのまにか』を繰り返しながら淡々と勝つ、まるでデジタル雀士のような口ぶり。南波さんもヨイショに苦しんでいます。
大言壮語すればそこからツキが逃げていくというのをよーく知っていますね。

  • 雀聖十番勝負 哲也

今月のエロ要員はストリッパーの犬子さん。しかし今回はちょっと様子が違います。
サマに失敗したバイニンタッちゃんをみじん切りにし、あげまんの犬子さんを手に入れたドスイチさんが今度の相手らしい。ま、まさか本格闘牌を?

  • X−面子

一度あがってみたい、客風3つカンしての二千三百オール。多分小四喜より難しい。

フィクサーさん、なんと西郷さんを雀鬼の替わりに打たせようとしていたことが判明。ボケナスですね。
その西郷さんが見守る中、ジャンボ斉藤という名前であることが判明したレスラー、前局の善謙さんへのアシストについで今度は自分が塩原さんからハネマンを強奪、やっと全員がヤキトリ解消です。

  • 進め!無敗への道

いつものようにパニックで三色を逃した亜夢ちゃんでした。
今回はパニックを逃れるための準備心のお話。

  • おうどうもん

温子さん奪回に成功、意気あがるケンタに一気に追い詰められる毒蛇。
ダブル役満引きあがりで点数的にはまだまだ先があるはずですが、もはや手の打ちようがなくなったことを察した毒蛇、見込みの薄い直接攻撃に打って出ます。バードの『蛇』みたいだね。後ろから撃たれるところも、最後に生死不明になるところも。
というわけで最終回。最終回があるだけ近麻の中では幸福といえるのでしょうか。

  • 次回予告

来月はリーチ特集。もちろんヒサトも。
そして最強の系譜はゴジ編。みっちょんからインパチ取った極悪人ですな。