2005/12/1号

★伝説勝負 オレとステーキ
柘植文です。あいかわらずのやる気のなさ(ほめ言葉)といかにも麻雀を知らなげな牌姿が萌えです。

★国際公式ルール 日本麻雀選手権大会
終戦六十周年を来年に控え、中国式世界標準の麻雀選手権が開催されています。何か右寄りの発言をしたいが特に思いつきません。

打姫オバカミーコ
大麻王戦決勝(JMPにとってどういう位置づけの大会なのか)。ついに我鷹と波溜の直対が、しかし波溜の採譜はミーコだったという時点で敗北が決定付けられているような。
そして案の定ミーコのせいというか波溜の信念によって王座は我鷹の元に。信念を貫けて悔いなしの波溜に対し弱さは罪であることを知るミーコでした。今のままではダメすぎだけど、これをきっかけに進歩しちゃうと漫画としては終幕なんだよな。

★アカギ
浮いたり沈んだりと感情揺らしまくりの鷲巣さま、結局あの絶好手はテンパイ流局止まりでした。次局に絶対の自信をお持ちですが、あれだけへくってたらいくら衰運でも手が入っちゃったりしないかなあ。

★雀愉
漫画のモデル第3弾、どうもミーコのモデルらしい古川亜矢にゃ登場。この捨て牌は呼びづらい。

★スヰート
仕事をブッチして麻雀にはまるDAME人間と成り果てたアンナ、修羅場を回避してラッキーの巻だけどやっぱり行ってしまうのね。まさか麻雀で決着を?

★かほりさん
かほりのチョンボは恥ずかしいじゃすまんだろ。雀鬼だったら牌に対する感覚がなんだかんだと愕然とするところです。

★今宵も夢雀夜
これで「こよいもユメジャナイ」と読ませようとはいい度胸。のりピー語で言うところのマンモスはずかピーという奴です。「お見それ!トラブりっ娘」とタメを張る恥ずかしさ。編集と作者のどっちが名づけやがったのか問い詰めたい、そしてタイトルを100回言わせたい。まあ内容はなんてことない夢オチ話ですが。

★雀画バカ一代
今週のテーマは『捨て牌読み』。またも麻雀好男くん登場です。

代打ちを目指すのもいいけど、公務員を目指すのもいいと思うよ

ひょっとしてハカセ後悔してませんか?

むこうぶち
容貌魁偉なトリプルオヤジに囲まれた美青年。しみったれた小場麻雀をわざわざ100点だけ浮いての決着です。レートで言うとテンサンくらいの稼ぎプラスじじいの荷物ですが、なんであれを放棄しちゃうのかよくわからない。全財産だろうと命がかかった金だろうと容赦なくむしる傀なのに。

★魅幻の闘牌 影打ちエイジ
三回目にしてエイジの目的が唐突に明らかになりました。血染めの三元牌という古典も古典なアイテムとパソコンによる指紋照合というハイテクが今融合します。これが最高に最低なのか。

★凌ぎの哲
半荘ごとに持ち点が削れていく導火線麻雀。持ち点二万点なら親倍か三倍満で飛ぶ計算です。
今回は余裕を持った三井さんが破壊された左顔面の秘密を明かします。負けた相手にやられたのかと思ったら、やっぱりこいつ狂ってる。その三井さんから直撃を取ったのは同等に狂ってる李億春の位置からしてやっぱり哲つぁん?

★のーてんパパ
すいません、笑うところがわからないです。あなたやっぱりホラーのほうがまだ向いてます。

★花引き
初任給を賭けての麻雀勝負が、いつのまにか花引きと雨引きの名誉を賭けた戦いになってきました。連載開始以来初めてのまともなシリアスな勝負。今週は雨引きの一人語りです。なぜ勝ちたいのかは痛いほどわかったけどもどうやって勝つつもりなのかはわかりません。

★風の三日月
今回は占い師のおばちゃんの仇をうとうと企む三日月ですが、結局あの親分には負ける卦が出ていたのに機嫌を取ったのか、本気で占って外したのかがわかりません。どっちにしてもおばちゃんのせいなわけで、仇討ちの意義が薄れてしまうわけですが。

★次号予告
巻頭は満を持してのシノテツ、ミスターブラフマンはなんと最終回。ほぼ一発ネタをよくここまで引っ張ったと感心すべきか。そしてショートゲストはうえけん。ゲスト?