今週の近代麻雀

大四喜チョップス
市川ヒロシ登場(と知っているかのように言ってみる)。絵柄とはうらはらにとことんダーク。

★極楽温泉麻雀
いつ以来かは知らないが久々に実用性のあるグラビア記事。いやそっちの実用性じゃなくて、自動卓で麻雀の打てる温泉宿の紹介記事です。伊香保温泉にはないのかな。

★魅幻の闘牌 影打ちエイジ
ゴールドの哲也エロエロ十番勝負を終えた岩下博美が近麻で連載開始。
牌が宙を舞い卓上をバウンドする、なんだかダイナミックな打ち方をするエイジがそれと知らずにクマ退治、遅れてきた腕力系クマ狩り職人の一騎と組んで麻雀界をあれする話になって行きそう。三日月といい最近の新連載はなかなか読める本格モノが多いです。いや花引きについて聞かれても。

★風の三日月
三日月を待ち続ける次なる顧客はまたもや女。昨今の貞操価値下落傾向によってすっかりお見限りの『カラダで払う』が久々に登場。さすがカジケン。

★雀愉
天牌では生命線をなくして消えた男、現実界では十段戦三連覇の河野高志登場です。えーと月15万の支払い×4年というと金利引かれて総額400万くらい?

★アカギ
運が来ている事に気づいた鷲巣さま、とうとうアカギのブラフに気づいてしまいました。こんどこそ切りきって和了りにかけられるか。しかし和了ると死ぬわけだからどうかわすかが問題なのか。

★かほりさん
かほり洋香に敗れるの巻。まさかあんな技があるとは。

打姫オバカミーコ
モデルがわかるようでわからない雀荘チェーンオーナー本場七(ほんばなな)氏登場。JMPのきれいどころからよりによってミーコを専属プロに迎えることによって迎える悲劇の数々。奉じていたセオリーは否定されるわ車は破壊されるわ。

モロヒッカケはマナー違反なんかじゃない
アタマもメンツも中に寄せていくほうが有利だと思う
仮テンはカンチャンよりシャボ

今週の講座は三つ。アタマの話はいまいち明確な根拠に欠けます(タンヤオにいけるから?)が他の二つは十年前くらいからセオリーでしたよね。

★雀画バカ一代
今週は麻雀劇画の定番『山越し』。

真にツカないときは無意味な山越しが襲ってくる

気のせいじゃないです。それは明らかに狙われてるんですよ福地先生とか言ってみるテスト。

むこうぶち
他人の痛みを知らない女歯医者さん、傀どころが安永さんにも翻弄され尽くしてENDです。今回相手がしょうもない分安永のおっちゃんがよくしゃべる。今さら脱二番手を目指せるでしょうか。傀の呪いはそう甘くない気が。

★凌ぎの哲
ついに生還した哲、ない指で汽車にしがみついていた李億春と死人が次々に復活。ダンチ退場を受けて天地和廃止役満格下げというハンデを新たに課しての試合再開です。しかし全員の目標はもちろんドサ健一人(笑)。それでも死にそうにない生命力ですが。

★スヰート
開局チョンボにもめげず荒正義ばりのフリテンチー→今切った牌でツモの荒業で復活するアンナも最後は亜樹にゃのフリテンツモに引き摺り下ろされて二着でした。ていうか顔の区別がつかないんでコスで見分けるしかないわけですが。萩っちは昨今の萌えとやらに絵柄変更しつつある?

★花引き
これまで都合三度の勝負を勝ちきるもなんだかんだでうやむやにされてきた竹之丞。もうどうでもいいと読者も呆れつつあるなか、今度こそ本当に杉江との最後の勝負。だって他に誰もいないから。
ここへきて小池一夫劇画の真骨頂・意味なしヌードをさらけだす杉江(元♂)と牌拾いゲームに興じるエペ&竹之丞! そして勝ったと思わせ最後の勝負・SEXファイトになだれこむ杉江(元♂)! 実の兄に入れる竹之丞! そして竹之丞がついに最終勝利を獲得したのでした!!!
ふー、ある意味長かった花引きもやっと幕引きです。言いたい事は山ほどあるけど、終わってみればすべていい思い出

次号、新展開!!

なっ、何ィ!

★ラストバイニン 封印
原作者が見ているということで滅多なことは書けないわけですが、そんな心配をするまでもなく今回もしっかり面白かったです。ストーリーは言えませんが、主人公が地味な分組長が脇役にあるまじきいい味を出してます。

★次号予告
巻頭はむこうぶち。みっちょん亡き後評判いまいちですが巻き返しなるか。