今週の近代麻雀

★代打ちdaughter
ショートゲスト第3弾はむんこ登場。代打ち父さんの家族の肖像を描く佳作です。daughterというくらいだからみっちゃんは娘なんだろうな。

★エル・インコ最強への道
河童の次は天狗。相変わらず意味不明。

★風の三日月
かどたひろしが梶研吾を原作に再始動する新連載です。
欠陥車騒動の責任を一手に負わされた三菱社員の娘が死んだとされる謎の代打ち『三日月』を追い求め、ついにたどりついたのはエロ目的のガセ情報屋だった!ぜンらになったところで「嘘だったら殺す」と脅されビビった情報屋、自らが三日月であると主張して鉄火場に登場というところで以下次号(実際のストーリーとは若干異なります)。
導入はベタながらまずまず、次号の三日月の打ち筋が今後の鍵ですな。

打姫オバカミーコ
今週は女流最強戦士馬杉寧香の紹介。欲望に身を投げ出すことをよしとしないストイックな元タレント、我鷹の教えを受けるまでもなく最初から最強ロードを走っていたストロングスタイル派です。
それに対抗しないといけないビジュアル派のミーコに対する今週の波溜の教え

牌をこぼすな

やっぱり牌をこぼすのはダメだー!
教えを早速破ってしまい(かえって緊張するんじゃないだろうか)北をこぼして北で当たれず不調をかこつミーコ、さらにその後方に位置する馬杉がオーラス200点(採点)の手順で一気に一回戦ゲットでした。こりゃ無理だな。
★まァまァじゃン
いまぜき伸がゴールドからキンマに移転(栄転?)、仕事量が二倍ですが内容はいつものとおり。

★TOXIC
櫻井そうしによる、スタイリッシュ読みきりと銘打った前後編の前編。
麻雀がエンターテインメントとして普及している夢みたいな世界、その立役者である市瀬さんの息子さんが親の七光りから逃れようと地下組織の手に落ちるという話。ローズを数局で見破るというなかなかの凄腕息子が、次回は親子対決です。
絵はかなりクセがあり麻雀漫画向きではありませんが、原作もなしにこれだけ描けるのは結構な地力です。

★アカギ
衰運アカギのブラフに見事にひっかかる鷲巣さまですが、いよいよ自分に運が来ていることにお気づきになってしまいそう。相変わらず満貫ツモで死ぬことは変わりないんですが、さあどうしのぐかちょっとだけ楽しみ。

★雀愉
本誌では優勝者もまだ発表されないのに早速最強戦本戦のルポです。仕事が速い。
えっ、森山さん最強位取ってるの?最後から二番目じゃないじゃん!

★雀画バカ一代
今月は「手役切り替えは絶滅種」編。
切り替えといえば菊多。天狗決戦オーラスでの国士→大三元→引き戻してまた国士とか。

むこうぶち
女歯医者、一回戦ハメ手で早速見透かされ、オジサマもあてにならずにもう崩れ始めました。そしてついにビンタ上げ。この先どこまで負けるやら〜♪

★凌ぎの哲
三井は出目徳と大九郎の間に産まれた子ではなかった!養子ならちゃんとそういえばいいのに。
大九郎になにやら吹き込まれ復讐鬼と化した三井さん、ダンチが当てにならない状態のドサ健をもて遊んでいます。しかしドサ健まったくひるむ気配もなし。もうすぐ坊やも戻ってくるので3対1になりそうですが。

★かほりさん
浮気しても裏ドラは増える!法則がよくわかりません。

覇王まなびや
木村シュウジが過去を忘れたかのように打ち出した新作読み切りです。麻雀あんまり関係ない。

ディフェンダー
松本二弓+藤田信による問題提起読みきり。
時代に取り残された孤高の守備派プロ雀士が、和了り批判自由な麻雀倶楽部で同好の士と傷口をなめあうという癒し系なお話です。 打ち筋はよくわかりませんが。

★花引き
いつのまにか巻末だッ!
礼次郎も生き返って唐突に新キャラ・杉江さん登場、そして過去の設定を全てひっくり返しての竹之丞の出生の秘密にはキンマつっこみスレ住人も当惑するばかりです。もう意外とかそういう次元の問題じゃない。
そんな巷の声は無視するしかない本編ではいよいよ最終決戦?が始まります。いつの間にか服を着たエペと竹之丞、最初から着ている杉江に対し一人フン一で挑む礼次郎がいとをかし。