サムワンとバキ

先週郭海皇にちんたまを痛弾(強く弾かれること:造語)され、今日はオーガさんに後頭部をプレスされ、いいとこなしで完了してしまったサムワン海王でした。比較的原型をとどめた最期は幸福なうち?
バキに登場する格闘家は、大きく「肉体系」「達人系」「現実系」に分けられます。
主人公やオーガ、ジャック、花山のように身体能力パラメータがでたらめに大きいのが肉体系、これがバキ世界における最強の存在。
そして現実に存在する格闘家でも神話伝説的エピソードに彩られた人をモデルにしているのが達人系。郭海皇や独歩、渋川先生みたいなタイプですね。
残念ながら現実のスポーツ格闘技をモデルにした現実系の格闘家は、恐ろしいほどに何もさせてもらえません。タクタロフやガーレン、チャモアン、あとはディクソンとか。
板垣先生によれば、現実の強い格闘家を尊敬しているからこそ彼らを倒す主人公のキャラが際立つのであるという論法のようですが、あまり現実格闘技の技術論に深入りするとハッタリが利かなくなると言う理由のほうがきっと大きいはず。